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【大阪リフレ立ち上げ記③】オープン直後の「誤算」と、セラピストを守るための「最低保証」

2025年8月、ついに「大阪リフレ」はオープン当日を迎えました。 これまで全国で何度も経験してきた「開店日」。準備は万全に整えていたため、不思議と慌てることはありませんでした。あとは、積み上げてきたノウハウが大阪の地でどう響くか。静かにその時を待つだけでした。

初期は「下振れ」からのスタート

集客の柱に据えたのは、私たちが最も得意とするGoogle広告です。 これまでSNS広告やポータルサイトなど、あらゆる媒体を試してきましたが、リラクゼーションというニーズに対しては、今なおGoogle広告が最も高い効果を発揮します。

しかし、オープンから1~2ヶ月間の結果は、正直に申し上げれば「計画を下回る」というものでした。

もちろん、これは想定の範囲内でもあります。 大阪は言わずと知れたリラクゼーションの超激戦区。どれほど実績があっても、新しい土地でお客様が定着し、リピートが生まれるまでには、最低でも6ヶ月はかかると覚悟していました。

最大の危機は「予約の少なさ」ではない

注文が想定を下回る時期、私たちが最も警戒すべきは「売上の少なさ」そのものではありません。

本当に怖いのは、「優秀なセラピストの離脱」です。

当社のセラピストは完全出来高制の業務委託契約です。仕事をした分だけ報酬が支払われる仕組み。つまり、オープン直後の予約が安定しない時期は、彼女たちの収入が不安定になることを意味します。

「仕事がないから、別の店に移ろう」 せっかく厳しい基準をクリアして採用した精鋭を、そんな理由で失うわけにはいきません。

赤字を覚悟で導入した「最低保証給」

そこで私たちが全店で導入しているのが、「最低保証給」の制度です。

例えば、1日の報酬額が1万円に満たなかった場合でも、会社として1万円を保証する。 店舗としての売上が立っていない時期にこれを行うのは、経営的には非常に苦しい選択です。セラピスト報酬のコスト比率が一時的に跳ね上がり(通常は50~55%)、持ち出し(赤字)が発生するからです。

しかし、これは「必要な投資」だと思っています。

10年前の失敗から学んだのは、「優秀なセラピストの確保が生命線」ということです。セラピストが安心して仕事に向き合い、この店を信頼して残ってくれる環境があって初めて、半年後の成功が見えてきます。

虎視眈々と、上昇の時を待つ

セラピストへは最大限のフォローをし、モチベーションを維持してもらいながら、私たちは日々、広告の数値と顧客のフィードバックを微調整し続けました。

売上が上がらない時期でもセラピスト採用は積極的に行い、新しい優秀なセラピストを迎え入れていました。
クオリティを維持して続けていれば必ず注文数は増えてくる。その時に備える日々でした。

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