出張マッサージ
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【大阪リフレ立ち上げ記④】利益が消えていく……「ドライバー不在」で迎えたオープン

2025年8月。売上こそ想定を下振れるスタートとなりましたが、何とか「大阪リフレ」の形を整え、私たちは一歩を踏み出しました。

しかし実はこの時、利益が大きく圧迫されることが確定していました。 それは、「送迎ドライバーがゼロ」という事態でのオープンだったことです。

出張マッサージの要、ドライバーの存在

私たちのサービスは、お客様から予約が入ると、送迎ドライバーがセラピストを車でお客様のご自宅やホテルまでお送りし、施術が終われば次の現場やセラピストの自宅まで送り届けるというシステムです。

重い施術バッグを持ち、高い集中力で仕事に向かうセラピストを、安全かつ快適に移動させる。出張リラクゼーションにおいて、送迎ドライバーはなくてはならない存在です。

実は、オープン前に数名のドライバーが内定していたのですが、土壇場での離脱が重なり、いざ幕を開けてみると送迎ドライバーが一人もいなかったのです。

「利益」を削って「信頼」を守る

ドライバーがいない以上、移動手段はひとつしかありません。「タクシー」です。

セラピストに重い荷物を持たせて電車移動をさせることは、彼女たちの負担や安全を考えれば、私たちの中では論外です。しかし、タクシー移動を選択するということは、経営的には「地獄」を意味します。

実は、当店のコスト構造において、最も大きいのは「セラピストの報酬(売上の約50〜55%)」ですが、その次に大きいのがこの「移動費」なのです。

タクシーを使えば、当然ながら移動コストは爆上がりします。1件の予約で得られる利益が、往復のタクシー代でほとんど消えてしまう、あるいは赤字になることすらありました。

ドライバー採用の難しさ

移動コストを削減し、経営を正常化させるためにも、ドライバーの確保は急務でした。しかし、これが一筋縄ではいきません。

ドライバーを志望される方の多くは、昼間は別の仕事をされている副業希望者です。 「夜のこの時間だけ働きたい」「土日だけなら可能」といった希望と、私たちの予約が入る時間帯をマッチングさせるのは、まるで複雑なパズルを解くような作業でした。

またドライバーによる送迎の時間はセラピストにとって貴重な休息時間にもなります。今まで15年間運営をしてきて、セラピストが最も不満を抱えているのが「ドライバー問題」です。
「休みたいのに送迎中にずっと話かけられていた」「運転が荒い」「時間通りに到着しない」「タバコ臭い」などなど。。。
ドライバーの人間性や運転の丁寧さなどがセラピストに与える影響はとても大きいのです。

「最低保証給」に加え、この「ドライバー採用」。 精神的にも金銭的にも削られる日々が続きましたが、私は「ここで妥協してクオリティを下げては、10年前と同じになる」と自分に言い聞かせ、採用活動の手を緩めませんでした。

5ヶ月目の夜明け

ようやく暗雲が立ち込めていた状況に光が差したのは、オープンから5ヶ月が過ぎた頃でした。

粘り強く面接を重ねた結果、ようやく複数名の信頼できるドライバーを採用することに成功。ついに、送迎車による移動が本格的にスタートしたのです。

タクシーのメーターを気にしながら予約を待つ日々が終わり、ようやく私たちは「本来の運営」へと舵を切ることができました。

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